ワールド・シリーズ・オブ・ポーカーが第51回WSOPの日程第1弾を発表し、世界最高峰のポーカーシリーズは2020年5月26日から7月15日までの7週間にわたって開催されることが分かった。
51日間にわたって開催されるブレスレットイベントの正確な数はまだ最終決定されていないものの、参加費1万ドル(約108.55万円)のWSOPメインイベントの日程はすでに公表されており、Day1の3試合の最初の戦いが7月1日水曜にキックオフする。メインイベントのファイナルテーブルは7月12日から14日に予定されている。
その他2つのイベント日程も発表されており、参加費500ドルのビッグ50ノーリミット・ホールデムイベントは5月28日木曜から、1,000ドルのシニアイベントは6月18日木曜からスタートする。
その他個別イベントの予定は2020年前半に最終決定され、発表される。
1970年に初開催されたWSOPでは、ベニー・ビニオン氏によって世界最高峰の7人のポーカープレイヤーが招待され、ラスベガスのホースシュー・カジノで優勝者が全ての賞金を手にする試合を戦った。
それ以降、WSOPは世界最大かつ最も権威あるトーナメントシリーズへと成長し、90のブレスレットイベントが行われた2019年のWSOPには過去最高となる187,298人がエントリーし、賞金総額は2.93億ドルを超えた。
過去2番目の規模となった2019年のメインイベントでは、55歳のドイツ人、ホセイン・エンサン氏が最後まで生き残り、1000万ドルの優勝賞金を手にした。
WSOPの執行役員、タイ・スチュアート氏は、「2020年ワールド・シリーズ・オブ・ポーカーの開幕を首を長くして待っている。夏が来るのが待ち遠しい。世界中のポーカープレイヤーたちをラスベガスのリオに再び迎え、ゴールドブレスレットや何百万ドルもの賞金を手渡すことを楽しみにしている」と述べた。