メルコリゾーツ&エンターテインメントは29日、長野県の奥志賀高原でホテル開発に乗り出すと発表した。同社が立ち上げたファンド、を通じてスキー場運営の奥志賀高原リゾートに出資。280室規模のホテルや商業施設を運営する。開業時期は不明。
メルコリゾーツ&エンターテインメントは去る10月29日、 日本に焦点を当てた270億円規模のホスピタリティ投資ファンド「メルコ・クリエイティブ・エクスチェンジ(MCX)」立ち上げに関わる記者発表会で、「MCXは最初の2つのプロジェクトとして、一つは箱根(神奈川県)に5つ星の温泉リゾート。もう一つは、とあるスキー施設を年間を通して利用可能な4つ星または5つ星の複合型スキーリゾートへと生まれ変わらせる。これらは共に既存の施設を再設計するプロジェクトとなる」と発表していた。
今回、そのスキーリゾートの場所が長野県奥志賀高原であると発表された。
このスキーリゾートでは、「プロテニスプレイヤーの大坂なおみ氏がスポーツディレクターとして、スポーツと健康、ウェルネスをどのように結びつければゲストと地域に貢献できるのかを、デザインチームを率いて企画していく」と、MCX立ち上げ発表記者会見でそのビジョンが語られている。