立憲民主党神奈川県連合は18日、横浜市への統合型リゾート(IR)の誘致に反対する「カジノ問題対策本部」を設立したと発表した。日本経済新聞が報じた。
IR誘致の賛否を問う住民投票や、同市の林文子市長のリコールを目的とした署名活動などを実行していくとのこと。
本部長には、阿部知子衆院議員(神奈川12区)が就任。
阿部知子議員は先月31日、「カジノを含む特定複合観光施設区域整備のための基本方針案についての二回目の意見募集に関する質問主意書」を提出しており、IR認定申請期間決定に対するパブリックコメントの実施方法などについて疑問を呈していた。
同議員の「政府は何を勘案して申請期間を決めるのか」との質問に対し政府は「民間業者選定、区域整備計画の作成、公聴会の開催その他の住民の意見を反映させるために必要な措置の実施、議会の議決、認定の申請等の手続に要する期間を考慮するとともに、特定複合観光施設区域の整備効果の早期発現を図るとの観点も踏まえて定めることとしている」と答えている。