会長兼業務執行取締役
SJMホールディングス
会長
ソシエダーデ・デ・ジョゴス・デ・マカオ
パワースコア: 830
昨年の順位: 34
評価理由
• スタンレー・ホー氏の娘であり、パンジー・ホー氏の妹
• 信徳集団(シュンタックホールディングス)で長年にわたり執行役員を務める
創業者スタンレー・ホー氏の娘であり、MGM同席会長兼執行役員のパンジー・ホ ー氏やメルコ・リゾーツ会長兼CEOのローレンス・ホー氏と兄妹であるデイジー・ホー氏は、18カ月前に父親が退任した後のSJM会長に就任し、注目を浴びる立場を獲得した。
しかしながら、同氏は権力のある立場に慣れている。同氏は、1994年に信徳集団(シュンタックホールディングス)の執行役員に任命され、1999年から同社の副専務取締役兼最高財務責任者を務めている。また、執行委員会、報酬委員会、指名委員会のメンバーであり、多くの子会社の取締役でもある。
姉のパンジー氏は、1月に結成された5方向の株主同盟を通じ、同氏の家族をSJMへの影響力を強めたこともあり、その将来に大きな影響を与えるかもしれない。SJMは今後数年間で、独自の課題に直面する可能性は否めない。SJMのマカオでのカジノ営業権が2022年に失効し、コタイの統合型リゾートであるグランド・リスボア・パレスのオープンが間近であることを考えると、その動きのタイミングは興味深い。
そのグランド・リスボア・パレスに関して、トロント大学の経営学修士号と南カリフォルニア大学のマーケティング学士号が、コタイの存在感を最大限に強めるのに役立つことは間違いない。