社長兼COO
ゲンティン・シンガポール
会長兼CEO
リゾートワールド・セントーサ
パワースコア: 1,074
昨年の順位: 29
評価理由
• ゲンティングループで最も利益の多いリゾートワールド・セントーサを運営
• シンガポールでのゲーミングライセンス獲得を成功に導き、日本でも同様の結果を目指す
ゲンティン・シンガポールのリゾートワールド・セントーサは今年、ゲーミング粗収益18億シンガポールドル(約1,444億円)、そしてEBITDA13億シンガポールドルに向かって順調に進んでいる。それは素晴らしい事だが、この街ではマリーナベイ・サンズに続く2番手だ。第2四半期の並外れて高いVIPホールドが、RWセントーサのゲーミング市場シェアを、通常の40%周辺から44%にまで押し上げた。
ナンバー2のステータスはシンガポール政府の契約にまで広がり、各IRで45億シンガポールドルの拡張が行われる。RWセントーサの拡張には、最大1,100室を追加する新ホテル、ユニバーサルスタジオの拡張、そしてウォーターフロント・プロムナードを活かした無料の公共アトラクションなどが含まれる。この投資によって、RWセントーサはゲーミングスペースを500㎡広げ、マシン800台を追加する。その一方でMBSは2,000㎡とマシン1,000台を追加する。
RWセントーサを運営するゲンティン・シンガポールのタン・ヒー・テク社長兼COOは、シンガポールIRの推進力を先導し、今、日本でのライセンス獲得への取り組みを率いている。
タン氏の上司であるリム・コック・タイ会長は、ゲンティン・シンガポールの年次報告書の中で、「日本のIR産業は厳重に規制されたものになると予想されている。従ってシンガポールという非常に厳しく規制された環境で運営しているという当社の実績が優位性を与えてくれることに期待している」と述べている。
日本は、各自治体に1つのライセンスしか付与しないため、もしゲンティンが獲得できれば、確実にその街でナンバー1になれる。