業務執行取締役兼CEO
リッチ・ゴールドマン・ホールディングス
パワースコア: 1,189
昨年の順位: 22
評価理由
• 会社の成長を監督し、マカオの「ビッグ3」ジャンケットの1つとなった
• 取締役会唯一の中国人ではないメンバー
ジャンケットは現れては消えるもの。しかし、業界が過去5年間にわたり極度に正当化してきたことに対し、リッチ・ゴールドマン・ホールディングスの業務執行取締役兼CEOであるニコラス・ニグリオ氏は、VIPで最も著名な(西洋人として確固たる立場を保ち続けている。
かつてはネプチューン・グループとして知られていたリッチ・ゴールドマンのCEOに就任してから今年で12周年を迎えるニグリオ氏は、長年のキャリアの中で、米国大統領および元米国のゲーミング界の大物ドナルド・トランプ氏の監視下で約10年を過ごすなど、非常に多様な経歴を持つ。同氏は1993年から、トランプ・タージマハル・カジノリゾートインクの副社長、トランプ・アトランティックシテ ィ・アソシエイツのタージ・アソシエイツのカジノマーケティング上級副社長、ニュ ージャージー州アトランティックシティのトランプでカジノマーケティングおよび国際事業のシニアエグゼクティブの上級幹部を務めてきた。
予期せぬ事態に同氏が怯んだことがないのは明らかだ。
リッチ・ゴールドマン・ホールディングスは、小規模なライバルの多くに損害を与えた景気後退を乗り越えた、選ばれたジャンケット事業者の1つであり、近年ではVIPの収益が確実に回復している。
同社は、ベネチアン・マカオ・リミテッドがハオ・カイおよびホウ・ワンとの契約を終了してから過去18カ月間に、マカオの3つの上場しているジャンケット事業のうち2つを失ったが、引き続き前進している。
リッチ・ゴールドマンは、上場事業のゲーミング粗収益が19年度に18.9%減少して7,410万香港ドル(約10億円)になった((これは今では全てグランド・リスボアのネプチューン GD VIP クラブから得ている)が、グループ全体の収益は実際に9.2%増加した。これは同社が最近、2つの新たなビジネスセグメント、すなわち貸金とホテル運営へと多様化したことによるものである。