同席会長兼業務執行取締役兼CEO
マカオ・レジェンド・デベロップメント
パワースコア: 665
昨年の順位: 37
評価理由
• 再開発が進むマカオ・フィッシャーマンズワーフでの貴重な存在
• カーボベルデとラオスで積極的な海外展開を計画
マカオ・フィッシャーマンズワーフ(MFW)のある広大な海岸沿いを影で支えているのは、デイビッド・チョウ氏に他ならない。
元マカオ国会議員であるチョウ氏は、マカオ・レジェンド・デベロップメントを率いており、同氏は長らく、コタイの大企業に立ち向かうべく、MFWを活気のある人気スポットに変えるという野心を語ってきた。その野望は、あまりにも大きな一歩であると言えるが、特に2017年に統合型リゾートのレジェンド・パレスをオープンさせるなど、着実な進歩を見せている。
マカオ・レジェンドはまた、バビロン・カジノ、ハーバービュー・ホテル、ロックス・ホテルも敷地内に所有している。
同社はマカオ以外に、現在のポートフォリオをラオスに拡大し、そしておそらくはカンボジアとベトナムへも拡大を目指している。チョウ氏の会社は現在、サバンナケット内サバン・リゾーツ施設のフェーズ2の開発準備を進めており、カンボジアのシェムリアップ近くの土地を取得すると同時に、将来の機会に向けてベトナム市場を調査している。
マカオ・レジェンドはまた、横琴に大規模ショッピングモールを開発中の勵盈投資有限公司(Lai Ieng Investment Company)の21.5%の株式取得を今年完了させた。
2022年にマカオのカジノ営業権の現行分が期限切れになっても、同社は7回目となるその営業権取得に向け、動き出すのだろうか?