フィリピンのクラークでウィダス ホテル&カジノを所有・運営するウィダスグループが、ニュークラークシティの近くにある土地およそ450ヘクタールのリース契約に署名した。これによって同社は現在進めている拡張計画の一環として3つのゴルフコースと4つのホテルを開発することになる。
フィリピン基地転換開発公社(BCDA)との契約には、ウィダスが、2020年から10年間をかけてハンラックス(Hann Lux)と呼ばれることになるリゾート開発のために120億比ペソ(約258億円)を支出することなどが含まれている。
2025年までの完成が予定されている50億比ペソの第1フェーズには、アンサナホテルやバンヤンツリーホテル、18ホールのチャンピオンシップゴルフコースとクラブハウスが含まれる。
第2フェーズでは、ウェスティンとマリオットによるラグジュアリーコレクション、18ホールのチャンピオンシップゴルフコース2つ、屋外レクリエーション施設、高級ヴィラと住居、多目的の商業センター、そして10ヘクタールの公園などが総額70億比ペソで開発される。
ウィダスコンソーシアムのハン・ディベロップメント・コーポレーションのハン・デシク(Dae Sik Han)社長兼CEOは、「クラークは北部ルソンで、観光客と投資家の両方にとって急速にトップの目的地の1つになっている。ニュークラークシティーでの新レジャーリゾートの開発によってさらに多くの人を呼び込めることを願っている。これはBCDAのビジョンと一致している」と述べた。
クラーク自由港区に位置するウィダス ホテル&カジノではまた、それ自体の拡張も順調に進んでおり、2021年に完成すれば現在のゲーミングテーブル67台、そしてスロットマシンおよそ370台から、テーブル200台、そしてスロットマシン800から1000台にまで増える予定だ。