月曜、清算人がランディング・インターナショナル・ディベロップメントの過半数株式に関する利害関係の開示を2つ提出したことで、韓国の済州神話ワールドを所有・運営する同社のすぐ近い未来が宙に浮いているようだ。
ランディングは、月曜遅くの発表の中で、ランディング・インターナショナル(LIL)が保有する1,481,567,297株の普通株に関係する開示について認識していることを正式に認めた。これは発行済み株式の50.48%を占めている。LILはランディング・インターナショナル・ディベロップメントのヤン・ジフイ会長が100%所有している。
この2つの開示は、財産保全管理人として指名されているグレン・ホー・クォック・レオン(Glen Ho Kwok Leung)氏とデレク・ライ・カー・ヤン(Derek Lai Kar Yan)氏の2人の個人によって香港の証券・先物取引法第16編の下で提出された。この2人は他では監査法人デロイト・トウシュ・トーマツの従業員として記載されている。
しかしながら、ランディングによると、ヤン会長は彼らの任命についての認識を否定したという。
ランディングは、「ヤン・ジフイ氏は、当社に対して主張されている任命について認識していなかったこと、そして状況をさらに調べ、関連株式(Relevant Shares)への同氏の持ち分を守るために必要かつ適切な全ての措置を取ると知らせてきた。ヤン氏はまた、発表日時点でLILの所有権、そしてLILの当社への株式保有に一切変化がない事も確認している」と述べた。
ランディングは以前、2019年6月30日までの6カ月間に8億3,560万香港ドル(約116億1,720万円)の損失を計上しており、この期間の済州神話ワールドのランディングカジノのゲーミング売上は14.1億香港ドルから7,980万香港ドルへと減少した。