10月、マカオのゲーミング粗収益は3.2%の減少となったものの、祝日の休暇によって実質ベースではマカオにとって1年で最も大きな月となったことが保証された。
10月GGRの264.4億マカオ・パタカ(約3,553億円)という額は、コンセンサス予想とほぼ一致しており、5月に達成した2019年のこれまでの最高値である259.5億パタカを優に上回った。
ここでも再び、VIPの不振が数字を押し下げ、JPモルガンのアナリストはVIP取引額が前年比で約20%減少すると予想しているものの、マスとVIPの両方が前月比では約20%増加したと言われている。
投資顧問会社サンフォード C バーンスタインによると、10月の1日当たりの平均収益は8.52億パタカで、ゴールデンウィークがあったために好調なスタートとなり、その後月の終わりには約7.11億パタカまで後退した。
早期予想では11月のGGRは前年比で3%から6%の減少になると予想されている。