サウス・ショア・ホールディングスが契約を交わし、マカオの高級ホテル、THE 13に持つ40%の株式を7.5億香港ドル(約103.92億円)で手放すことになった。
9カ月におよぶ交渉の末に結ばれたこの契約では、「実質株主の関連会社」とされる買主が、THE 13を所有するサウス・ショア子会社の相当数の株式を取得する。サウス・ショアは、この会社が2つ目の契約も交わし、さらに10%を取得する可能性が高いと述べた。
THE 13ホテルは、資金問題による一連の遅延の後、2018年8月にオープンしたが、サウス・ショアは2019年6月30日までの平均稼働率がたった8%であったことを最近明かした。多くの客室がまだ未完成のままになっている。
当初は超高級カジノホテルとして想定されていたTHE 13には66台のゲーミングテーブルを置くスペースが用意されているが、以前にマカオのコンセッション保有社であるメルコリゾーツ&エンターテインメントとの間で以前に結んだ潜在的な「サービス契約」の取り決めの元での使用申請はまだ行われていない。マカオのサービス契約では、第三者であるホスピタリティ事業者が、マカオのライセンス保有6社のうちの1社のライセンスの下で、自社の施設でゲーミングを行うことが認められている。