韓国のパラダイス社では、9月にカジノ収益が前年比42.7%の増加となり736.3億ウォン(約65.61億円)にのぼったことで、6か月連続での収益増加を継続させている。
8月から6.6%の増収を示す9月の業績は、テーブルゲームが前年比で45.1%の成長となり696.6億ウォンにのぼったことよって引き上げられた。スロットマシン収益もまた10.7%増の397万ウォンに増加した。
パラダイスはこの大幅な業績改善の説明を行わなかったものの、同社はテーブル・ドロップで幸運となったようだ。テーブル・ドロップは2018年9月からたった8.1%のみの増加に留まっている。前月比では15.1%の減少となった。
2019年最初の9か月間では、同社が持つ4つのカジノ、パラダイス・ウォーカーヒル、済州グランド、釜山カジノそしてパラダイス シティの収益が23.5%増の5,678.8億ウォンとなり、テーブル・ドロップは23.3%増の5.18兆ウォンにのぼった。
JPモルガンのアナリストは最近、仁川にある同社の旗艦統合型リゾートであるパラダイス シティで、第2四半期に50億ウォン(約4.5億円)の損失を計上した後で19年第3四半期には黒字に転じると予想しており、2017年4月にオープンした同施設の費用減少と成長継続を理由に挙げていた。