シルバー・ヘリテージ・グループは、最初に購入を提案してきた人物が2度目の手付金預け入れ期限を守らなかったことで、ネパール資産の買い主探しを再開する予定をしている。
同社は水曜、7月に同事業を3,390万米ドル(約36億4,050万円)で買い取るという条件付きかつ法的拘束力のある提案を行なった地元の実業家、インドラ・バハドル・タパ氏が、すでに合意済みの300万米ドルの手付金を9月10日の期限までに預託口座に入金しなかったことを明かした。タパ氏は「会社側または買い主のどちらにもコントロールできない理由で」当初の8月15日の期限を守らなかった。
シルバー・ヘリテージは、この直近の事象もまた両当事者の力の及ぶ範囲を超えており、売却の可能性はもはや独占的ではなくなったと述べた。
同社は、「今回の期限は過ぎており、いずれの当事者の力も及ばないままの状況の中、同買い主は手付金をまだ支払ってはいないものの、当社は代わりとなる戦略的な資金調達の機会を模索しながら、同買い主とは非独占ベースで協議を続けていく」と述べた。
シルバー・ヘリテージは、バイラワのタイガー・パレス・リゾート、そしてカトマンズのミリオネアズクラブ&カジを所有・運営している。