スカイシティのニュージーランドのカジノ従業員のおよそ3分の1が、労働特別手当の議論が続けられる中、土曜日に2週間で2度目となるストライキを決行した。
ユナイト・ユニオン(労働組合)のメンバーでもある約900人の従業員は、「Back to the Weekend(週末に戻ろう)」というキャンペーンの一環として土曜夜10時から月曜の朝8時までの勤務を取りやめた。ユニオン主導のストライキは意図的に、スカイシティが最も忙しくなる週末および深夜の勤務シフトを混乱させることを狙いにしている。ユナイトはこれらの時間帯の勤務が不当にメンバーの生活を妨害していると主張している。
ユナイトのジェラルド・ヘアー事務総長は、地元メディアに対して、「基本的な問題は、スカイシティが週末と夜に労働者の大半を必要とし、その時間帯に収入の大部分を生み出しているが、これらの時間帯の従業員の確保に『アメ』ではなく『ムチ』を使うことを選んでいることだ。週末と夜の勤務シフトが絶対に必要であることには異論はない。問題は、スカイシティがそのようなシフトに入ることを選べる従業員を勇気づけ、全ての時間帯が等しいわけではないと認めるべきだということだ」と述べた。
報道によると、ニュージーランドにある4つのカジノ全体でおよそ2,000人の従業員を持つスカイシティは勤務表に関する協議は提案したが手当の支払いは提案していないという。
スカイシティはこれまでのところ問題に関する正式なコメントは出していない。