韓国の外国人専用カジノ事業者が8月に業績が改善したことを報告し、今週パラダイスとグランド・コリア・レジャー(GKL)がそろって前年比でのプラス成長を発表した。
仁川のパラダイスシティに加えて、ソウルのパラダイスウォーカーヒル、済州グランド、釜山カジノを運営するパラダイスは、8月のカジノ収益が前年比36.1%増の692.8億ウォン(約60.93億円)へと大幅なプラス成長となったことを報告した。
この成長は、賭け金総額の増加と幸運の両方に後押しされており、テーブルドロップは6230.3億ウォンへと24.4%増加した。この月のテーブルゲーム収益は659.4億ウォンへと39.1%増加したものの、スロットマシン収益は4.3%減の33.5億ウォンだった。
一方で、セブンラックブランドの下でソウルで2つ、釜山で1つのカジノを運営する韓国観光公社の子会社であるGKLでは、8月のカジノ売上が前年比4.5%増とパラダイス社と比べて緩やかな増加となったが、この数字は前月比では28.9%という大幅な成長を示している。
GKLはこの月、テーブルゲーム売上が478.5億ウォンへと4.0%増加し、EGM売上が51.6億ウォンへと9.3%増加したことを報告した。
2019年1月からの8ヶ月間の合計に関しては、パラダイスではカジノ収益が21.1%増の4944.5億ウォンとなった一方で、GKLでは3201.3億ウォンへと1.9%の減少となっている。