韓国カジノ事業の大幅な収益減少により、香港上場のランディング・インターナショナル・デベロップメント株式会社は、2019年6月30日までの6か月間に8億3,560万香港ドル(約113億1,570万円)の損失を報告、前年同期の2億8,050万香港ドルの利益から減少した。
ランディング社は金曜日に半期の結果を発表し、グループ収益が前年同期の17億5,000万香港ドルから3億4740万香港ドルに80%減少し、韓国の総合型リゾートである済州新華ワールドにあるランディング・カジノでのゲーミング粗収益が14億1,000万香港ドルから7980万香港ドルに減少したことを明らかにした。ゲーミング事業からのセグメント損失は、2億1230万香港ドルであった。これに対して、前年度上半期の利益は7億5480万香港ドルであった。
ランディング社はまた、ホテル、MICE、F&B、テーマパークを含むIR収益が1億8220万香港ドルへとわずかに増加したものの、済州新華ワールドでの住宅不動産の販売に関連する不動産開発部門からの収益が53.4%減少して8,550万香港ドルとなったと報告した。
残念な結果にもかかわらず、ランディング社は、済州新華ワールドを売り込み、多くが行きたがるリゾートとして位置づける努力を続け、「強化されたマーケティングプロモーション、イベント、報酬制度、競争力のあるマスおよびVIPゲーミングプログラムを、今年後半にビジネスを活性化するために開始する」と述べた。