フィリピンのゲーミング規制当局、PAGCORは、2020年に収益が751億比ペソ(約1,518億円)に達することを予想していると話す。
現地紙BusinessMirrorによると、PAGCORのバイスプレジデント、ジェームス・パトリック・ボンドック氏は、下院歳出委員会での予算概要説明で、2019年の738億比ペソの収益予想を上回るという予測、そしてゲーミング事業からの736億比ペソと関連サービスおよびその他収入からの15億比ペソを含めた翌年の数字を示した。
しかしながら、事業費が197億比ペソへと16.7%増加するという予想によって、PAGCORの国づくりへの貢献額は今年の515億比ペソから2020年は497億比ペソへと減少することになりそうだ。フィリピンの法律で義務付けられている通り、PAGCORは、5%のフランチャイズ税やゲーミング収入の50%のシェアなど、様々な税や政府への負担金を支払わなければならない。
ボンドック氏は2019年前期の国づくりへの貢献額は合計276億比ペソだったと述べた。
PAGCORは最近、2019年6月30日までの6か月間の収入が前年比9.3%増の365.7億比ペソ(約739億円)であったことを報告した。