ブルームベリー・リゾーツ・コーポレーション(BRC)が、クルーズ船ターミナルの開発・管理・運営を行う新会社、ブルームベリー・クルーズ・ターミナルズ(BCTI)の設立を発表した。
マニラのソレアリゾート&カジノを所有・運営するブルームベリーの観光及びレジャー事業への補完事業分野と説明されるBCTIは、フィリピン北部のサロマグに開発される新クルーズ船ポートからスタートする。サロマグでは、ブルームベリーの子会社であるスレステが最近フィリピン・ポート・オーソリティから10年リースを与えられた。
また、BCTIはマニラのエンターテインメントシティにあるソレアの隣に3億800万米ドル(約334億5,770万円)をかけて建設されるクルーズ船ポートの運営も行う。
ブルームベリーは、「観光インフラおよび企業誘致区庁(TIEZA)が最近、提案中のソレア・クルーズ・センターとヨットハーバーを特定の条件の下で観光事業区(TEZ)に指定することを承認した」と述べた。
完成すれば、このエンターテインメントシティの新ポートには、ターミナル施設だけでなく、小売、ダイニング、マリンレジャー、公共の遊歩道などの様々な娯楽施設が含まれることになる。
ブルームベリーは以前、2019年第3四半期までにクルーズ船ポートの建設を開始し、フェーズ1を2021年に完成させることを目指していると述べていた。