メルコリゾーツ&エンターテインメントが、キプロスで3つ目となるサテライトカジノ「C2 アヤナパ」をオープンした。
この控えめな施設は約14,000㎡の土地区画に建てられてはいるが、カジノ自体はたった367㎡の広さで、50台のスロットマシーンが設置されており、ゲーミングテーブルは置かれていない。営業時間は毎日午後3時から午前6時まで。
シティ オブ ドリームス メディテラニアンの施設社長、クレイグ・バランタイン氏は、「C2 アヤナパがこの街の観光商品を強化する助けとなり、地元とこの島の経済の持続可能な成長に大きく貢献することを確信している。同時にこのカジノは、現地および外国両方からのゲストに他にはないエンターテイメント体験を提供する」と述べた。
メルコの最新サテライトカジノのオープンは、同社がリマソールにオープンした一時的なカジノの1周年を祝ってからたった2週間後に行われた。ローレンス・ホー会長兼CEOはその際、すでにキプロス全体で88万人のゲストを迎えたことを明かしており、その内訳はリマソールの一時的なカジノで71万人、ニコシアとラルナカのサテライトカジノでそれぞれ13万人と4万人だった。
メルコは今年パフォスでさらにもう1つのサテライトカジノをオープンする。また、5億ユーロ(約606億円)をかけたシティ オブ ドリームス メディテラニアンは2021年末の開業が予定されている。