CEOのアルヴィン・チャウ氏がマカオで記者会見を開き、同社のオンラインゲーミングおよびプロキシ―・ベッティング事業への関与疑惑を否定してから48時間経たずして、サンシティ・グループは月曜、その本業を再始動させ、リオ ホテル & カジノに新しいVIPクラブをオープンさせた。
マカオ半島の中心にある小型ホテルの2階に位置するリオ サンシティVIPクラブには合計4つのVIPゲーミングルームと12台のゲーミングテーブルが用意されている。これはマカオでサンシティが運営する18番目のVIPクラブとなる。
アジア最大のジャンケット事業者にとってここ数か月は非常に忙しいものであった。カンボジアのナガワールドとシアヌークビルで2つのVIPクラブをオープンさせ、マカオのスターワールドでも拡張スペースをオープンさせた。
また先週には中国メディアが、サンシティがマカオのジャンケットルームで賭けを行なったプレイヤーをオンラインゲーミングやプロキシー・ベッティングサービスにサインアップさせたと非難する記事を発表したことで世界中で大きく報じられた。その両方がマカオと中国の法律で禁止されている。
それに対応して、チャウ氏は週末に臨時記者会見を開き、他の国や地域で合法的に許可されている事業であっても、マカオの法律で許可されていない場合は行わないことを約束した。その中にはオンラインゲーミングやプロキシー・ベッティングも含まれている。