香港に上場するランディング・インターナショナル・ディベロップメントは、潜在的なビジネスパートナーが、同社が暗号通貨の発行を支援したことを示唆する一連の虚偽の主張を行なったと話しており、同パートナー企業との距離を置いている。
韓国の統合型リゾート、済州神話ワールドを運営するランディングは、木曜の発表の中で、HKシンファ・ワールド・ブロックチェーン・テック・ディベロップメント(香港神話世界區塊鏈科技發展股份有限公司)がそのウェブサイトに同グループの所有物である写真や文書、そして「グループが暗号通貨またはデジタルトークンの発行に関わる事業を支援したことを意味する虚偽の主張や言及を数多く」掲載したことを最近知ったと述べた。
問題のウェブサイトには、ランディングのホームページにある済州神話ワールドの航空写真に加えて、様々な施設の地図や画像が載せられている。
ランディングは、HKシンファ・ワールド・ブロックチェーン・テック・ディベロップメントとの間で施設開発への潜在的な提携に関連する法的拘束力のない2つの基本合意書を交わしはしたが、法的拘束力を持つ契約の締結には至っておらず、同社との間に実在する取引関係または拘束力のある契約はないことを明かした。
特にランディングは、同社が「同事業体グループによって発行された、または発行される予定の暗号通貨またはデジタルトークンを認識、承認または支援していない」こと、問題のウェブサイトに含まれている「虚偽または誤解を招く内容の全てに意義を唱えている」こと、そして会社名、ロゴ、商標、写真またはその他情報の使用を承認していないことを強調した。
同社は、「当グループは、グループの名誉および評判を守り、維持するため、必要に応じて法的措置や関連当局への問題報告に限らずあらゆる行動を取るつもりだ」と述べた。