マカオのゲーミング粗収益が2か月連続の成長を記録し、コンセンサス予想を上回ったことで、マカオ株は火曜、12月以来の高値をつけた。
ブル-ムバ-グ インテリジェンスのカジノ株インデックスによると、マカオのコンセッション保有者の株価はこの日早朝、香港証券取引所で7%の上昇となり、6社全社がプラスで一日を終了した。
ギャラクシー・エンターテインメント・グループが最大の上昇を見せ、最高で8.3%上昇し、終値は7.12%高の56.40香港ドル(約781.71円)となった。
サンズ・チャイナは最高で7.9%上昇し、7.36%高の40.10香港ドル、MGMチャイナは6.78%高の14.18香港ドル、ウィン・マカオは5.83%高の18.52香港ドル、そしてSJMは5.74%高の9.40香港ドルの終値でこの日を終えた。
NASDAQに上場するメルコリゾーツ&エンターテインメントの終値は2.85%高の23.48米ドルとなった。
1.8%成長というコンセンサス予想を大幅に上回り、マカオの6月のGGRは5.9%増の238.1億マカオ・パタカにのぼり、アナリストはマスとVIPの両セグメントでの高い伸びを予想している。アナリストは、先週大阪で行われたG20での米中貿易協議が前向きな内容となり、中国での与信が回復していることで最近の成長鈍化は徐々に緩和される可能性があることも指摘している。
マカオは7月も3か月連続の成長となることが予想されており、早期予想は+2%から+4%の成長となっている。