アジアのVIP事業者、Meg-Starグループが、ザ マカオ ルーズベルトにVIP顧客向けの高級ゲーミング施設「ポーカー・タイム・クラブ」をオープンした。
アジアでVIP事業を展開するMeg-Starグループが新施設をオープンさせ、マカオのハイステークスポーカーの新名所になることを期待している。 VIP、そしてアジアポーカー界の両方においてユニークなコンセプトとなるポーカー・タイム・クラブは、タイパ島近郊にあるザ マカオ ルーズベルトのマカオジョ ッキークラブに入っており、最高級腕時計が鑑賞できるサービスも提供する世界で唯一の大規模テキサスホールデムポーカークラブと言われている。スイスのスイス・タイム・グループと提携して開発されたこのクラブは、史上初輪のような形状をしたVIPルームが5部屋、クラブのメインフロアにある2台のポーカーテーブル、2台のバカラテーブル、質の高いサービスを提供するオープンエアラウンジ、そしてMeg-Starが「高級腕時計がずらりと並べられたコレクシ ョン級の腕時計鑑賞エリア」と説明するエリアを持つ。
ポーカー・タイム・クラブ立ち上げの動機を説明するMeg-Starグループの広報担当者は、IAGに対して、「より多様なプロジェクトや要素をマカオのハイエンドエンターテインメント市場に導入したいと考えている。そして同時に、国の戦略と連携しながら、異なる関心を持つ人々や異なる顧客グループなど、あらゆる世界に適した多種多様な娯楽やレジャーサービスを提供することによって、マカオとより多くの多国籍企業との間の協力および多様な開発を促進していく」と語った。
入居するホテルと同様に、ポーカー・タイム・クラブがアジアのゲーミング中心地に少し趣向を変えたものを持ち込もうとしているのは間違いない。
2017年8月にオープンした時、有名なハリウッド ルーズベルトをモデルにした368部屋を持つ5つ星のザ マカオ ルーズベルトホテルは、1950年代のレトロな雰囲気を持つハリウッドグラマーの現代版として宣伝されていた。
10年前、90周年を迎えるハリウッド ルーズベルトを再デザインしたロサンゼルスのデザイナー、グラー・ヨンズドッター(Gulla Jóns-dóttir)氏が設計した、ホテル客室の全てが3階にあるスイミングプ ールに面しており、50年代のハリウッド映画に見られるホテルに意図的に似せるよう作られている。
マカオジョッキークラブを眼下に望むホテルの最高の立地と合わせて、Meg-Starグループに、ポーカー・タイム・クラブにとっての完璧なホームを見つけたと言わしめたのはこのユニークなコンセプトだ。
Meg-Starは、「ここは我々が望んでいるようなクラブメンバーに必要な全ての機能とスペースを備えている」と説明する。
「クラブは世界で最もリッチなテキサスホールデムのエリートプレイヤーたちに高級かつ最高のエンターテイメントサービスを提供しており、プレイヤーはその素晴らしい機能を持つクラブで必要なもの全て見つけることができると信じている。
夜にはポーカー・タイムのオープンエアラウンジに座りながらマカオとコタイのパノラマ展望を楽しみ、日中は競馬場での激しいレースを見ることができる」。
ポーカー・タイム・クラブはMeg-Starグループが持つ数多くの事業部門の一つであり、同グループは他に不動産、 航空機リース、 高級小売サービス、IT、文化芸術、飲食そしてワイン販売なども行な っている。
同社がもっともよく知られているのは、そのVIPエンターテインメント部門、Meg-Starインターナショナルであり、マカオで8箇所のVIPクラブ、そしてオーストラリア、フィリピン、ロシアで3カ所を運営している。