長崎県佐世保市のリゾート施設、ハウステンボスへのIR誘致を見据えた「九州・長崎統合型リゾート(IR)ビジネス構築セミナー」が27日、同市のアルカス佐世保で開かれ、かつてないほどの盛り上がりをみせた。
国内外からIR関連事業者6社がプレゼンテーションするのは長崎では初めてとあって注目度は高く、長崎県知事はもちろん、佐世保市長らも出席。会場内は500人の定員をオーバーし、立ち見が出るほどの大盛況だった。
長崎県と佐世保市が誘致を目指しているのはハウステンボスの土地とホテルなど合わせて30㌶。長崎の強みは、IR誘致に名乗りを
2017年で県議会91%、佐世保市議会83%が賛成派。また長崎新聞が2018年1月に実施した市民へのアンケート調査でも賛
また6月には九州地方知事会でIR候補地として長崎を一本化する
あいさつに立った中村法道知事も「長崎は全国に先立ち、IRに名乗りを挙げ、この6月にはオール九州で長崎に一本化することになり、プロジェクトチームを立ち上げた。今度は地域間競争に勝ち抜き、区域選定を勝ち取りたい」と力強い抱負。セミナー終了後は「どの業者さんも非常に熱心で長崎への関心の高さが伝わった」と話した。
参加したIR事業者はアゴーラホスピタリティグループ、Current株式会社-ソフィテルマカオ・アットポンテ16&ゲットナイスホールディングスリミテッド、オシドリ・インターナショナル、カジノ・オーストリアインターナショナルなど6社。