シーザーズ・エンターテインメントが、アイスホッケーチーム、ひがし北海道クレインズとスポンサー契約を結んだことを発表し、日本での長期的な関わり方をほのめかしている。
このスポンサー契約によって、同チームはプロのホッケーチームとしてアジアリーグで活動を続けていくことが可能となった。シーザーズは他の170以上の企業と共に、このプロリーグの維持を支援していく。クレインズは前のスポンサーとの問題によって廃部となっていた。
また、この契約が発表されるわずか2日前にシーザーズは、エルドラド・リゾーツと173億米ドル(約1兆8,613億円)の合併を発表しており、同社の世界拡大計画に疑問が投げ掛けられていた。エルドラドのトム・リーグCEOは、投資家報告会の中で、「世界での機会は、その方向に向かうのであれば巨大で素晴らしいものでなくてはならない」と語っていた。
スポンサー契約の発表の中でシーザーズは、「事業を行うコミュニティへの投資に固い決意をもっている。 当社は、納税、現地採用の従業員への給与、現地サプライヤーからの購入そして今回のようなスポンサーシップを通じて地元経済に貢献する」と述べた。
シーザーズ・エンターテインメントのウィリアム・シェン日本社長は、同社には「受け入れ先のコミュニティと手を取り合って成長・繁栄する統合型リゾートの開発・運営において長期間にわたる実績がある。 我々はクレインズの現地コミュニティへの積極的な貢献を高く評価しており、この点において大きく共感している。クレインズへの我々の支援が、北海道全土、ひいては日本全体でのスポーツエンターテイメントの振興、そして地域活性化に貢献できることを願っている」と語った。