リゾート・ワールド・マニラ(RWM)を運営するトラベラーズ・インターナショナル・ホテル・グループのキングストン・シアンCEOは、第3四半期に新ゲーミングスペースのオープンが迫っていることが一部後押しする形で、GGRの2桁成長を予想していると語る。
RWMのグランドウィングの拡張部分2階に位置する新スペースは7,000㎡の広さを誇り、トラベラーズの既存設備にさらに100台のテーブル、そして600台のスロットマシンが追加される。
先週末行われたマニラ・タイムズとのインタビューの中で、シアンCEOは、RWMが2019年「2桁」成長を目指していると語り、「これは事業を持続させるための計画だ。だからこそ、我々はこれら新施設の完成に全力を尽くしている。ビジネスをしている人なら、過去の実績を常に超えたいと考えている。だからもちろん、我々の目標は前年を常に上回ることだ。それこそが、我々がこれら全ての新施設を作ることに集中している理由だ。なぜなら我々は成長に力を注いでいきたいからだ」と付け加えた。
RWMは昨年、グランドウィングの1階にゲーミングエリアをオープンし、それが18年第1四半期以降、施設全体の合計ゲーミングテーブル台数を233台から300台に、そしてEGM台数を1,321台から1,830台に増やすことにつながった。
全面開業すれば、グランドウィングには3階に広がるゲーミング、エンターテインメントおよび小売スペース、そして2019年後半にオープンするオークラ、ヒルトン・マニラそしてシェラトン・マニラの3つの世界的ホテルブランドが入ることになる。
シアンCEOは、トラベラーズが今年中にRWMの大規模拡張の別のフェーズの建設開始を予定していることも明かし、国内のPOGO事業者に活用してもらうことを想定した新オフィススペースが作られる予定となっている。