九州地方知事会は、長崎が九州の統合型リゾート誘致に向けた全取り組みを先導することを認める特別決議を通過させ、沖縄、山口を含む広域九州圏の全9県がその支援を行なっていくことを決定した。
中央政府への請願書を含むこの決議では、9県と経済界からなる九州地方戦略会議が長崎のIR誘致を協力して後押ししていくことに合意している。
九州地方戦略会議には、九州地方の全知事と沖縄、山口の知事、加えて九州経済連合会の会長、九州商工会議所連合会会長、経済同友会代表委員、そして九州経営者協会会長が参加している。
九州地方知事会は水曜深夜に、戦略会議内に産官で構成されるIRプロジェクトチームを設置することを明かした。
長崎県の中村法道知事は、「九州・長崎IRが進めば、我々の観光および経済への取り組みを大きく促進させ、さらに後押しすることになると思う。九州・長崎IRが広域九州圏の全県が共同で一緒に進める『オール九州』のキャンペーンからの支援を得ることを目指している」と語った。
長崎県は6月27日に初のIRイベントを主催する。