メルコリゾーツのローレンス・ホー会長兼CEOが、同社が日本のIRライセンスを勝ち取った場合、自身と幹部チーム全員が日本に移住することを約束した。
同氏は以前、成功することが分かれば、メルコ本社を香港から日本へ移転することを検討すると示唆していたが、木曜に東京で行われたジャパンゲーミングコングレスでのプレゼンテーションの中で、その決意をさらに一段上へと引き上げた。
ホー氏は、「統合型リゾートの開発ライセンスを勝ち取った場合、私自身が日本に移り住み、当社の幹部チーム、そして本社も日本へと移る予定をしている」と語った。
このコメントの前日にメルコは、同社のデザイン部門(日本)バイスプレジデントのピム・ロブレクツ氏が「大きいだけでなく類まれな体験を提供する」施設と説明するMICEスペースを軸に展開する大阪IRのコンセプトを少しだけ明かしていた。
大阪の夢洲にある49ヘクタールの土地に建設が予定されているIR開発には、史上最大の日本庭園、健康と癒しに特化したホテルを含めたそれぞれが約1,000室を有する6つのホテル、水をテーマにしたアミューズメントパーク、そして屋根から吊り下がったパフォーマーなどの内蔵型のエンターテインメント機能が盛り込まれる予定。