マカオを拠点にするゲーミング機器販売業者のアジア・パイオニア・エンターテインメント(APE)が、ランドベースの電子ゲーミング機器用の自社ゲームを開発していることを明かした。
このニュースは19年第1四半期の決算報告の中で発表された。収益は同四半期、電子ゲーミング機器の技術営業および販売の減収の影響を受けて、前年比42.8%減の800万香港ドル(約1億1,199万円)に落ち込んだ。
現在の活動に関する最新情報を提供する中で、APEは「東南アジアのプレイヤー及び顧客を惹きつけることができるふさわしいゲームの開発を目標に、自社独自のゲームの研究開発を開始した」と述べた。
同社は、「グループが持つ独自の知的財産の下でゲームを販売していきたい」と付け加えた。
APEでは、19年第1四半期の損失が前年同期の175万香港ドルから192万香港ドルへとわずかに拡大しており、自社独自のゲームの開発によって新たな収益の流れが加わることになる。APEは18年度、2070万香港ドルの利益を計上した。
同社は、2019年の残りの期間の展望について自信を覗かせており、新しい注文の協議が進行している。
「マカオで計画中の新しいカジノを含めマカオと東南アジアの複数の取引先と協議を行っている」と述べた。