議論が巻き起こる状況の中、マンドヴィ川に最近設置されたゴアのオフショアカジノが、2019年5月9日から19日までの11日間開催する「Opening Extravaganza(オープニング祭典)」を発表した。
全長72メートル、幅24メートルの特注のビッグダディ・カジノは、ゴールデン・グローブ・ホテルズ・プライベート・リミテッドが運営を行い、「アジア最大かつ最も近代的なオフショアゲーミング施設」と称している。
カジノ自体は3つのデッキにわたって50,000ft²(約4645㎡)に広がり、ブラックジャック、ルーレット、インディアンフラッシュそして様々な種類のポーカーゲームを含む110台のゲーミングテーブルを有している。
3月に進水されたビッグダディ・カジノは現在、マンドヴィ川のキャプテン・オブ・ポーツ・ジェティにある乗船地点から5分の距離に停泊しており、ゲストは複数のフィーダー船で船へとアクセスする。
しかしながら、マンドヴィでのその存在がゴアで物議を醸している。
ゴールデン・グローブはハリヤナ州の政治家であるゴパル・カンダ(Gopal Kanda)氏の会社で、同氏が当初所有していたMVラッキーセブン号は2017年7月に座礁した。ラッキーセブンは後に営業に適さないことが判明し、ゴールデン・グローブは以前からに使用されずにマンドヴィ川に停泊していたMVサンドミノ号のリースを余儀なくされた。
ビッグダディ・カジノは、ゴアでの営業が法的に許可されている、または許可されるべきかどうかについての疑問が残る中で、MVサンドミノ号の後を引き継いでいる。
この新しい船は1995年に造船され、その事業者たちは、「現地および世界の最高峰の料理を提供する豪華多国籍レストラン、バー、最上部のライブバーベキューエリア、サンデッキ、そして国内外の芝居を含む様々なエンターテインメントプログラムがゲストのために用意されている」と説明している。