サンズ・チャイナは、サンズコタイセントラルをザ・ロンドナー・マカオへと変えており、施設のメインの正面部分ではビッグ・ベンの時計台とともに英国会議事堂が再現され、4つのホテルで合計6,000以上の客室が作られる予定だ。
ザ・ロンドナー・マカオの詳細は、水曜のメディア向け特別プレビューで明かされ、ラスベガス・サンズ社長兼COOのロブ・ゴールドスタイン氏とサンズ・チャイナ社長のウィルフレッド・ウォン博士は、計画中の非ゲーミング施設の一部についても発表した。
その中には、6,000席の新アリーナ、リブランドされた新モール「Shoppes at The Londoner」、ストリートショー、VR体験、そして新しい中国東北地方及び四川料理レストラン、タイ料理レストラン、英国風レストラン「 Churchill’s Table」、そして有名シェフのゴードン・ラムゼイ氏によるガストロパブが含まれている。
プロジェクトではまた、現在のMICE施設の収容能力の拡大も計画されており、ウェストエンドのブロードウェイショーもシアターで上演される予定。同社は発表の中で、ザ・ロンドナーにはピカデリーサーカスのエロス像、2階建てバス、パプ、電話ボックス、ポップカルチャー、衛兵交代、その他、ロンドンを象徴する多くの物が作られる予定であることを明かした。
ゲーミングオプションの拡大も計画されており、ゲーミングフロアの広さ自体に変化はないが、テーブルは最大450台、スロットマシンは2,000台にまで増える可能性がある。
今回のアップグレードについて話す中で、ウォン博士は、サンズ・チャイナは「競合他社を過小評価したことは一切ない」そして「マカオには最高水準のホスピタリティがあり、全員が質を高めようと努力している」と語った。
ウォン博士は、ザ・ロンドナー・マカオの予算の95%が非ゲーミングの娯楽施設に使用される予定であることも明かした。