今週発表された報告によると、ゲンティングループの中心人物、リム・コック・タイ氏は2018年、合計で2億4,860万リンギット(約66億円)の役員報酬を受け取り、マレーシアで最高給のCEOとなった。
マレーシア証券取引所に上場する上位100社のCEOの給与を査定する証券委員会コーポレートガバナンスモニター2019(Securities Commission Corporate Governance Monitor 2019: CG Monitor 2019)は、リム氏がゲンティン・バーハッドの業務執行役会長兼CEOとしての役職で1億6,800万リンギット、そしてゲンティン・マレーシアの会長としてさらに8,060万リンギットの報酬を得たことを明かした。
67歳の同氏の報酬に続いて2018年の第二位となったのは、7,190万リンギットの報酬を受け取ったサプラ・エナジーのシャリル・シャムスディン氏だった。
リム氏は、3月に発表されたフォーブスの2019年長者番付の中でマレーシアで7位、そして世界では436位にランクインした。
2018年の政府関連企業の最高給CEOは、IHHヘルスケアのトップ、タン・シーレン氏で、役員報酬は3,390万リンギットだった。