インペリアル・パシフィック・インターナショナル(IPI)が同社のサイパンIRの第1フェーズの一部を2019年9月30日の「当日あるいはそれ以前に」オープンするという。
このニュースは、火曜の香港証券取引所への短い報告の中で明らかにされ、その中でIPIは初めて施設についてインペリアルパレス・サイパンの名で言及した。しかしながら、具体的にどの部分が9月30日までにオープンするのかについての正確な情報は明らかにされなかった。
IPIがサイパンのカジノ管理委員会から8月31日の完成期限の2年間の延長が与えられ、全施設の完成を2021年2月28日とする新しい期限で合意に至ったのはたった7か月前の事だった。
完成時にはインペリアルパレス・サイパンは、329の客室を備えた豪華ホテル、14,140㎡のゲーミングエリア、 3,870㎡の飲食店エリア、186㎡の小売エリア、930㎡の会議スペース、15のヴィラ、1,500㎡のスパ/フィットネスエリアおよび関連インフラを有する施設となる。
11月にInside Asian Gamingに対して、IPIのマーク・ブラウン会長は、台風26号(Yutu)の影響で従業員の解雇や事業の縮小を余儀なくされたにもかかわらず、全ての期限に向けて順調であると主張していた。
ブラウン会長は、ポール・スチールマン設計の15のヴィラを含むビーチフロント沿いの別のVIP用建物であるビーチリゾートホテルの完成にまずは焦点を当て、その後リゾートのメインタワーとそのスイートの完成に焦点を移していくと語った。