フィリピンのカジノ事業者、ブルームベリー・リゾーツは、ケソン市の統合型リゾート、ソレア・ノースの費用計画を5月半ばまでに完成させることを目指していると話す。しかし提案中の6月の着工に関しては、現在も規制当局からの全ての承認を待っている状態であると明かしている。
先週、会長兼CEOのエンリケ・ラソンJr氏が、19年第3四半期までの着工に向けて順調であるとしたコメントに続いて月曜、最新情報が発表された。
「現在取り組んでいる」プロジェクトの費用計画を完成させる必要があることの他に、ブルームベリーは、「何か建設を始められるまでに、ソレア・ノースの着工と建設は、関連する認可の確保状況次第である。
子会社であるブルームベリー・リゾーツ・アンド・ホテルズ(BRHI)とスレステ・プロパティーズ(SPI)を通して、当社はそれらの認可が確保でき次第、プロジェクトを前に進める予定だ」と付け加えた。
ブルームベリーは、パラニャーケ市にある最初のソレアリゾート&カジノの近くに3億800万米ドル(約344億9,200万円)のクルーズ船ターミナルを建設を始めるために必要な規制当局の承認も待っていることを明かした。ブルームベリーは、同社が2021年までの開港を目指すターミナルのフェーズ1は、建設開始から完成までに18から24か月かかるだろうと述べた。