2018年12月期、VIPローリングチップ掛け金総額の低下によって、シティー オブ ドリームス マニラはゲーミング粗収益が5.6%減の6億1,290万米ドル(約679億円)となったことを報告した。
メルコリゾーツ&エンターテインメント(フィリピン)が月曜発表した業績報告書によると、VIP掛け金総額は2017年の115.1億米ドルから18年は111億米ドルに減少した。控除率は3.2%に微増し、シティー オブ ドリームス マニラは3億5,510万米ドルのVIP収益を計上した。
マスマーケット部門はさらに好調な結果となり、マステーブル・ドロップ(掛け金総額)は14.6%増の7億8,730万米ドル、スロットマシンの掛け金総額は16.6%増の35.5億米ドルにのぼった。マステーブル収益は、ホールド率が2017年の29.6%から31.7%に改善したことを背景に2億4,960万米ドルとなった。
非ゲーミング収益は1億1,710万米ドルへとわずかに増加した。
シティー オブ ドリームス マニラは、メルコリゾーツのフィリピン子会社と地元の不動産会社、ベル・コープとの合弁事業で、ベル・コープが、同施設が建つ土地を所有している。
ベル・コープは最近、シティー オブ ドリームス マニラからのレベニューシェアが大幅に上昇したことによって2018年過去最高の収益を報告していた。