37億香港ドル相当の中国にある従化競馬場が、今週土曜に初となるエグジビション大会を主催し、香港ジョッキークラブ(HKJC)と共同で5つのレースが行われる予定となっている。
大会は自然温泉で有名な広州北部の従化区への観光の露出を強める機会とみられている。
しかしながら、通常のレース日とは異なり、賭けやテレビの生中継は行われず、香港では全てのレースが15分遅れで放送される。
HKJCのウィンフリード・エンゲルブレヒト-ブレスケスCEOは、中国での競馬による賭けの許可を求めることが、彼の意図するところではないということも過去に主張している
昨年8月に行われた従化競馬場のオープン時に同CEOは、「それが目的ではないということをはっきりさせておきたい。それを目指しているわけではない。 中国に競馬による賭けを許可する法律がないことは非常にはっきりしている」と述べていた。
HKJCの管轄の下で、従化区政府との共催の大会が中国大陸で開催されるのは土曜のこのイベントが初のこととなる。