香港に上場するナガコープは、ロシアの統合型リゾート、ナガ・ウラジオストックの第一フェーズの建設を2020年末までに完了させることを目指していると述べた。
プリモリエ・エンタテインメントゾーンに建設中の施設の進捗をInside Asian Gamingに説明する中で、同社は最新の契約業者のスケジュールでは、来年末までのホテル完成が予定されていると明かした。ナガ・ウラジオストックの開業日はまだ決まっていないが、最近の2018年の財務報告の中でナガコープは、「カジノは2019年の完成に向けてだいたい予定通りに進んでいる」と述べた。
21,500ft²(約2,000㎡)の多目的ホールを含む592,000ft²(約55,000㎡)の開発の後には、2022年に完成する屋外プールとウォーターパークを目玉にした第2フェーズが続く予定となっている。
現在進んでいる開発工事の詳細を説明しながら、ナガは現場での考古学調査のための掘削作業によって工事が遅れていたが、影響を受けたエリアの約40%が完成したと述べた。
さらに同社は大まかな説明として、全ての杭打工事と下部工事が完了し、上部建造物の30%から40%が完成していることも付け加えた
ホテルタワーブロックは合計11階のうちの3階まで、そしてカジノポディウムは50%までが完成している。カジノポディウムは完成すると合計4階になる。 ボールルームも3階中1階部分までが完成している。
ナガコープのロシアでの最新情報は、プリモリエで唯一営業を開始させているサミット・アセントのティグレ デ クリスタルが今週、フェーズIIを「2020年夏」にオープンさせる予定であることを明かした後に続く形となった。