カンボジア当局が、生下水が直接海に流されているという現地住民からの訴えを受けて、シアヌークビルにあるカジノリゾートに対して閉鎖命令を下した。
最近ロンサレム島にオープンしたジンディン ホテル アンド カジノは、様々な公式ガイドラインに従わなかったことによって、3月22日から強制的に営業停止となる。地元メディアの報道によると、同ホテルは、開発制限を無視し、違法なオンラインギャンブルの宣伝も行っていたと言われている。
同施設は、中国人の周建華氏と同氏の会社、168ジンディン・インターナショナル・エンターテイメントによって所有されている。
地元政府の広報担当官は、「カジノオーナーは海までの距離が近すぎる場所でビーチに建物を建設し、複数の契約条件に違反した。
我々は、(オーナーに対して)従業員が別の仕事を見つけられるよう3月22日付で完全に閉鎖するよう命令を下した。即座に閉鎖を言い渡したわけではなく、複数回にわたってオーナーに改善を求めてきたが、指導に従わなかった。」と述べた。
77家族が苦情を報告したことで作業部会による施設への立ち入り調査が行われ、今回の閉鎖となった。部会は、施設が違法に砂浜に直接建築されていること、そして適切な下水処理装置を備えていなかったことを突き止めた。