かつて長者番付1位に輝いたこともある『日本のカジノ王』 が復権に向け、奇想天外なSNS戦略を仕掛けてきた。大手パチスロメーカー「ユニバーサルエンターテインメント」の創業者で元会長の岡田和生氏(75)が「YouTuber」デビューし、その中で条件付きの1億円プレゼント企画を披露している。ビデオの題名に「part 1」が入っていたため、続報が予想される。
13日に開設したYouTubeチャンネル「岡田和夫」の中でアーノルド・シュワルツェネッガーの「ターミネーター」のように、岡田氏は「アイルビーバック」と高らかに宣言。 700万香港ドル(日本円で1億円)の小切手を手に持ち、条件付きでSNSフォロワー1人にプレゼントするとぶち上げた。詳しくは今後の動画で開示していくとし、応援してくれるフォロワーを増やしていく考えだ。
同時に「ツイッター」も始め、今回の経緯や意図をトランプ大統領並みに頻繁に更新。1億円プレゼントの条件として「元の役職に復職できた場合のみ」とし「復職が叶うように見守ってください!」と訴えている。
岡田氏といえば、17年の取締役会で家族による社内クーデターにあい、会長の座を追われている。しかし、今週発売の週刊誌「週刊ポスト」のインタビューに答え「アジアでのカジノをあと2つはやりたい」と語るなど、情熱は全く失っていない。
奇抜なアイデアが実り、ターミネーターのようになれるのだろうか。