インペリアル・パシフィック・インターナショナル(IPI)は、2018年12月31日に終了した12ヶ月間に利益の警告を出し、その年の損失を計上する見込みであると述べている。
香港証券取引所への提出では、IPIはサイパンのインペリアル・パシフィック・リゾートを所有し運営しており、2017年の利益から昨年の損失への予想ターンアラウンドは、主に総収益の減少と売掛金の減損によるものであると述べた。 同社は3月末までに決算発表する。
IPIは、2017年の記録的なVIPロール3,859億香港ドルから133億香港ドルの収益を記録し、その利益は6億3,700万香港ドルであった。しかし、未収債権は85億香港ドルで、前年同期の59億香港ドルから増加した。
同社はまた、最近ではインペリアル・パシフィック・リゾートの敷地内に労働者が不足していたなど、多くの建設問題にも耐えてきた。遅れがあるにもかかわらず、IPIは今月初めに、建設を年内に終了する予定であると述べた。
完成すると、この施設は客室329室、ゲームエリア14,140平方メートル、 飲食店3,870平方メートル、小売店186平方メートル、会議スペース930平方メートル、15のヴィラ、スパ/フィットネスエリアおよび関連インフラ1,500平方メートルを備えた高級ホテルとなる。