フィリピンの不動産開発会社メガワールドが、マニラのエンターテインメントシティにある31ヘクタールのウェストサイドシティ地区に新たに2つの住宅プロジェクトを建設する計画を発表した。
この新プロジェクトによって、トラベラーズ・インターナショナル・ホテル・グループのウェストサイドシティ・リゾーツ・ワールド開発の一部を形成する同タウンシップ内のユニット数が、現在の3,500ユニットから約5,400ユニットへと50%以上増加することになる。
木曜の発表の中でメガワールドは、この住宅プロジェクトには、ウェストサイドシティ・リゾーツ・ワールドに直接アクセスできる582のユニットからなる15階建てのサウス・ビーチ・パレスが含まれる予定で、サニーコースト・レジデンシャル・リゾートには2棟の21階建てタワーに、合わせて1,309の住宅ユニットが入ることになると述べた。
全てが2024年までに完成する予定となっている。
メガワールドは今後10年間でウェストサイドシティに約640億比ペソ(約1,368億円)の投資を行う予定をしており、トラベラーズ・インターナショナル・ホテル・グループはウェストサイドシティ・リゾーツ・ワールドに570億比ペソの投資を約束している。
リゾーツ・ワールド・マニラを運営するトラベラーズは、ゲンティン香港とアライアンス・グローバルグループの合弁会社。
メガワールドは、ウェストサイドシティに529室のキングス フォード ホテルと685室のグランド ウェストサイド ホテルという2つの新しいホテルブランドも開発中で、その両方が同カジノ複合施設に直接つながる予定となっている。