ウィン・リゾーツは、ウィン・パレスでの35.8%の成長に後押しされて、2018年のマカオ施設の営業収益が15.7%増加の約50.5億米ドル(約5,651億円)となったことを報告した。
金曜に2018年の年次報告書を発表し、ウィン・リゾーツは、営業収益の増加は主に27.6億米ドルの収益を上げたウィン・パレスでのVIP売上とテーブル・ドロップ(掛け金)の増加によって押し上げられたと述べた。
ウィン・パレスでの同年のVIP売上は16.2%増の611億米ドル、ウィン額(収入)は18.7億米ドルとなり、その一方でマステーブル・ドロップ(掛け金総額)は41.1%増の49.3億米ドル、マスのウィン額は51.7%増の12.1億米ドルとなった。
ウィン・マカオでは現在、ジャンケットへの依存を減らし、プレミアムマス区分に集中することを含む大規模改装工事を行っているために、ここまでの好調な結果とはならなかった。ウィン・マカオでのVIP売上はわずかに減少の577.6億米ドル、ウィン額は16.8%減の15.9億米ドルとなった。マステーブル・ドロップは11.8%増の50.6億米ドルで、ウィン額は15.2%増の10.1億米ドルとなった。
ウィン・マカオ改装の進捗状況を報告する中で同社は、ウィンクラブのゲーミングエリアの再配置をすでに開始しており、それとともに完成すると約40になるマスマーケットテーブルゲーム、「改装されたハイリミットスロットエリア、2つの新しいレストランそして約7,400ft²の小売スペースからなるスペースの増強を行い、歩行者用アクセスの整備も行っている」と述べた。
ウィン・リゾーツは、プロジェクトの合計予算は6,200万米ドルになると予測されていると付け加えた。