ギャラクシー・エンターテインメント・グループの副会長、フランシス・ルイ氏は、膠着状態にあるボラカイのカジノリゾートプロジェクトは、ボラカイが以前の栄光を取り戻すために必要な種類の計画であると語る。
今週リリース予定のInside Asian Gaming3月号に掲載するために行われた多岐にわたるインタビューで同社の計画について話す中で、昨年フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領がボラカイへのこれ以上のカジノ建設を承認しないと発言したにもかかわらず、ルイ氏は、ギャラクシーが5億米ドルのこの開発計画をあきらめていないことを認めた。
ドゥテルテ大統領は、フィリピンのゲーミング規制当局であるPAGCORがギャラクシーとその現地パートナー、 レジャー&リゾーツ・ワールドに対して暫定的なライセンスを付与したすぐ後にこの主張を行った。
ルイ氏は政府との間で進行中の議論に関して、「我々はまだパートナー企業を通して話し合いを行っている。
まだ、現地の人々に誤解があることを理解してもらいたいと思っている段階だ。真実が伝わり、我々のプロジェクトがどういった形で大きなプロジェクトにならないかというのを理解してもらえれば、これがボラカイがかつて持っていたブランド力を活性化させるのに必要な種類のプロジェクトだと分かってもらえると確信している。
ボラカイは常に世界トップ5に入るビーチリゾートの一つであり、我々は本当にその一部になりたい、そして我々はそこを確実に以前のような地位に押し戻していきたいと思っている」と語った。
父親でありGEGの会長を務める呂志和氏がボラカイのリゾートにハイエンドの顧客を引き寄せるという同社の意図に関して昨年述べたコメントに同調して、ルイ氏は「これは我々が挑戦してみたい新しいコンセプトだ。顧客は十分に洗練されていて太陽や海を愛することができると感じた。彼らは代わりとなる目的地を求めており、ボラカイは完璧な場所だと思う。
ギャラクシーをボラカイに持っていくことは考えていない。そうではなく、我々は、密度の低い環境にやさしいリゾート、ビーチリゾートをボラカイに持っていくつもりだ。これには大きな違いがある」と付け加えた。