5月15、16日にインテックス大阪で開催される「第1回関西統合型リゾート産業展」に向けた説明会が6日、東京都内で開催された。昨年12月には大阪で開かれている。
これを機会に、この展示会について触れてみよう。主催はイベント会社などで組織された実行委員会という形を取り、関西経済3団体の関西経済連合会、関西経済同友会、大阪商工会議所などが後援。国内外から200社が出展し、1万人の来場者を見込んでいる。
IR限定の産業展としては国内初となり、出展企業はIR事業者をはじめ、建設、宿泊、飲食、観光、エンターテインメント業など多岐にわたる。これらにIR誘致を目指す地方自治体、政府、メディアなどが加わる。
今回の展示会は2018年4月に開催した「第1回関西IRショーケース」の成功を受けてのもの。すでに海外IR事業者は7社が出展を決めており、その内訳は以下の通り。
ギャラクシー・エンターテインメント・グループ
シーザーズ・エンターテイメント
ゲンティン・シンガポール
メルコリゾーツ&エンターテインメント
MGMリゾーツ・インターナショナル
ラスベガス・サンズ
ウィン・リゾーツ
風薫る5月。だが、コンペへ向けた戦いは激しさを増しており、この見本市が”大阪夏の陣”、いや”天下分け目の関ケ原”となるかもしれない。