香港に上場するゲーミング投資会社、エイマックス・インターナショナル・ホールディングスの会長およびCEO兼執行役員の呉文新氏が、転換社債型新株予約権付社債の転換権行使後に同社での保有比率を飛躍的に増加させた。
報告書の中でエイマックスは、呉氏から5050万香港ドル分の社債を1株当たり0.30香港ドルで転換する意思を伝えられたと述べ、同社はその後の2019年2月4日月曜に合計168,333,333株の株式を発行した。転換前にその株式が占める割合はエイマックスの合計発行株数の18.88%で、割当量を通じての株式数増大により、その割合は15.88%となった。
その結果、同社での呉氏の保有率は6.44%から21.30%に増加した。
エイマックスは現在、バヌアツで国際ゲーミングライセンスの下でのゲーミング事業を運営するとともに、カンボジア、ポイペトにあるゲンティン・クラウン・カジノでも13のバカラテーブルを持つVIPルームを運営している。
最も注目すべきは、同社が会計帳簿および記録類へのアクセスを求めて、グリーク・ミソロジー(マカオ)エンターテイメントグループ株式会社との間で現在も法廷闘争中であることだ。グリーク・ミソロジー・エンターテイメントは、すでに閉鎖されたギリシャ神話カジノをマカオの北京インペリアル・パレス・ホテルで運営・管理していた企業で、エイマックスが株式の24.8%を保有していた。