オーストラリアに上場するシルバー・ヘリテージ・グループは1月、ネパールの統合型リゾート、タイガー・パレスでのテーブル収益の110%増加と客数の142%増加を報告した。2017年12月末のオープン以来、同社が前年比の業績を報告するのは初のこととなる。
2019年1月29日までの任意開示の中でシルバー・ヘリテージは、テーブル収益が2018年1月の100万9千米ドル(約1億1千万円)に対して212万8千米ドル(約2億3千万円)にのぼったこと、そして客数は4,361人から10,584人に増加したことを報告した。
シルバー・ヘリテージは、「ドロップが改善を続け、12月と1月は、2017年12月28日のカジノ開業以来それぞれ2番目と3番目に多い月となった」と述べた。
同社はまた、タイガー・パレスの収益をさらに増加させるために2月に3つのVIPゲーミングルームをオープンする計画も明かした。
同じ任意開示の中でシルバー・ヘリテージは、同社が固定費を削減するために、ゲーミング事業を運営するベトナムのカジノ、フェニックス・インターナショナル・クラブの所有者との契約を修正したことを明らかにした。
新しい契約では、シルバー・ヘリテージが受け取るゲーミング粗収益のシェアは30%に引き下げられるが、「タイガー・パレスでの客数とドロップの増加と、この固定費の削減が組み合わさることによって」グループへの全体の影響はプラスとなると述べた。