韓国のラミッド・ホテルズ&リゾーツが、今月初めに現地当局者と会談し、ロシアのプリモリエ経済特区での統合型リゾート開発の有望な候補者として姿を現した。
沿海地方開発公社からのニュースリリースによると、ラミッド・ホテルズ&リゾーツが同地方にゴルフコース付きのカジノリゾート建設の可能性を検討しているという。開発は「ラスベガス、香港そしてドバイといった世界的に有名なエンターテインメントの中心地のレベル」になる可能性があり、合意契約書もすでに準備されていると伝えられている。
オレグ・コジェミャコ知事は、当局側はウラジオストク自由港の中そして周辺にある土地を含め、「土地区画を提供する用意がある」と述べた。
期待通り開発が進んだと仮定して、ラミッド・ホテルズ&リゾーツは同地方で観光施設を開発する韓国企業としては3社目となる。K・インターナショナルは3億米ドル(約329億円)規模のIRの建設が決まっており、トンナム・インダストリーは最近3000万ドル(約33億円)のゴルフリゾートの開発計画を発表している。
コジェミャコ知事は「我々は韓国と良い関係にあり、ホテルビジネスを含む多くの観光プロジェクトが開発中だ。計画を進め、そして海運事業と韓国側の両方にとって好ましい条件を提示する準備ができている」と語った。
ラミッド・ホテルズ&リゾーツは、ラマダソウルホテル、ラマダソンドホテルそして5,000人を収容できる屋外温泉プール「Spa Plus」を有するミランダホテルインチョンを含む多くのトップホテルを運営している。同社はゴルフ施設を専門としている。