スタジオシティ・インターナショナル・ホールディングスの子会社でマカオの統合型リゾート「スタジオシティ」を開発し、同社のゲーミング以外の事業を運営するスタジオシティ・ファイナンス株式会社が、シニア債のグローバル・オファリングとそれに続く公開買い付けの提案を発表した。
スタジオシティ・ファイナンスはSEC報告書の中で、社債発行によって発生する利益は同社の条件付公開買い付けの資金として、また発行済みになっている既存社債の全額償還、全ての関連コストの支払いそして運転資本や負債の返済等の一般的な会社目的で使用される予定であると述べた。
債券はスタジオシティ・ファイナンスの一般債となり、「スタジオシティ・ファイナンスが発行する既存および将来的に発行されるシニア債のその全てと同等の格付け」となるだろう。 利率や条件は今後決定される予定。
スタジオシティ・ファイナンスは、償還期限2020年の未償還の8.5%シニア債全てに対する現金での条件付公開買い付けをすでに開始している。
条件付き公開買い付けは、他の何よりも、スタジオシティに手持ち資金と共に同社に必要な資金を与えるであろう「1つ以上の」負債返済の完了を成功させるという条件の下で行われる。
条件付き公開買い付けは2019年2月4日に終了する予定。
マカオ政府は昨年、スタジオシティ・インターナショナルの筆頭株主であるメルコリゾーツに対して、非ゲーミング施設のみで構成されることが予想されている計画中のスタジオシティ フェーズ2開発の期限を2021年7月24日まで延ばす許可を与えた。