ファイナンシャル・テクノロジー・アジアは、ゲーミング業界に関連して最新のブロックチェーン技術とその活用法を金融分野に提示することを目的としたG2Eアジア2019の新部門の名前で、火曜の記者会見で発表された。
この部門はゲーミングと宝くじのためのブロックチェーン技術、そして決済とサイバーセキュリティでのイノベーションなどのテーマに焦点を当てており、カジノオペレーター、ゲーミングプラットフォームオペレーター、バンキング及び金融機関、資金調達及びベンチャーキャピタル投資家、そしてフィンテックシステムのインテグレーターを含む訪問客を主にターゲットにしている。
ファイナンシャル・テクノロジー・アジアは、訪問客とブロックチェーン技術を提供する出展者とをつなぐネットワーキングプラットフォームの役割を果たすことを狙いとしている。
G2Eアジアの共催者であるリードエグジビション株式会社の プロジェクトディレクター、ヴェラ・ン氏によると、このファイナンシャル・テクノロジー・アジア部門から30の出展者が集うことを予想しているという。
G2Eアジアは、香港を拠点にブロックチェーンとデジタル通貨業界にワンストップソリューションとサービスを提供するブロックチェーン・ラボ株式会社と提携している。
ブロックチェーン・ラボの最高経営責任者ジャック・リャオ氏は、記者会見で他分野へのブロックチェーン技術とその活用法の進化を概説し、それが提供する幅広い業界への巨大な可能性について言及した。
ゲーミング分野は以前からブロックチェーン技術の活用に興味を示しており、このテーマに注目したフォーラムの存在は増加するその重要性を反映しているとリャオ氏は言う。
リードエグジビションのジョセフィーヌ・リーCOO(最高執行責任者)は「ゲーミングとエンターテイメント業界全体に金融技術とビジネスソシューションを提供しながら、G2Eアジアでサイバーセキュリティの金融的な側面を新たにカバーすることはマーケットのニーズに直接応えている」と語った。
G2Eアジア2019は、5月21日から23日までザ・ベネチアン・マカオで開催される。