MGMリゾーツのジェームス(ジム)・ムーレン会長兼CEOが、金曜中之島にある同社の新事務所の開設の記念セレモニーで大阪とそのリーダー達を惜しみなく称賛し、日本版IRへの努力を大阪に絞るという意思をほぼ発表したも同然の形となった。
Inside Asian Gamingが参加したそのイベントで約250名の参加者の前で演説し、ミューレン会長は大阪行政とビジネスリーダーたちを「最も冒険心にあふれ、パートナーシップを組み、リスクを恐れずよりよい未来を実現する志が最も高い」と説明した。
会長は「ここにいるほとんどの皆さんが、私がどれだけ日本を、特に大阪と関西地方を愛しているかをご存知のことだと思います」と続けた。「この美しく陽気な食、エンターテインメントそして商売の都を訪れ始めて以来、この地方は訪れるたびに私を感動させ続けてくれるのです。
さほど遠くない未来に皆さんと手を取り合って共に、起業家精神とこの素晴らしい地方の心に基づいて築かれた、全ての人にとって希望と無限の可能性を秘めた新しい中心地となる統合型リゾート、大阪リゾートを作り上げられることを願います」
ムーレン氏は、MGMが現在同社の新しい大阪オフィスのオープンを受けて、日本チームの拡大を行う予定であると述べ、「常にここ中之島のオフィスには誰かが常駐し、皆さんを歓迎し、話を聞き、協力することでコミュニティとの関係を強化していきたい」と付け加えた。
「私自身も、社長のビル・ホーンバックル、そしてグローバル・デベロップメント部門の新しいプレジデントで元・ネバダ知事のブライアン・サンドバル氏とともにさらに頻繁に大阪を訪れる予定をしています」